「バカだ……」
ツカサが一言だけ口にする。
でも、それ以上は何も言わず、秋斗さんも静さんも続きを待っていた。
「お母さんが帰ってきているときに、一度だけ学校へ行きました」
その日の記憶はどこも曖昧だ。
「記憶、抜けてたりする?」
ツカサに訊かれて頷く。
「その日は俺に会ってるから」
「え……?」
「学校まで送ってきたのは御園生さんだとして、出迎えたのは簾条だろう」
「それは覚えてる」
ツカサは背を向けたまま、その日のことを教えてくれた。
ツカサが一言だけ口にする。
でも、それ以上は何も言わず、秋斗さんも静さんも続きを待っていた。
「お母さんが帰ってきているときに、一度だけ学校へ行きました」
その日の記憶はどこも曖昧だ。
「記憶、抜けてたりする?」
ツカサに訊かれて頷く。
「その日は俺に会ってるから」
「え……?」
「学校まで送ってきたのは御園生さんだとして、出迎えたのは簾条だろう」
「それは覚えてる」
ツカサは背を向けたまま、その日のことを教えてくれた。


