「そういう出来事があったのかな……?」
「……さぁね」
ツカサはぷい、とそっぽを向いたまま、廊下からの気配を感じてスツールを立ち上がる。
秋斗さんが戻ってきたのだ。
「ただいま。……翠葉ちゃんも少しは休憩できた?」
「はい……」
「……司、何かあったか?」
「別に……。続き、話せば?」
そんなやり取りの末、ツカサは病室を出ていった。
秋斗さんは新たに買ってきたミネラルウォーターを冷蔵庫に入れると、スツールに腰掛け、「何かあった?」と訊く。
「えぇと……記憶を取り戻したときに、自分がつらくなるって考えはないのか、と言われました」
正直、そんなことは全く考えていなかった。
「……さぁね」
ツカサはぷい、とそっぽを向いたまま、廊下からの気配を感じてスツールを立ち上がる。
秋斗さんが戻ってきたのだ。
「ただいま。……翠葉ちゃんも少しは休憩できた?」
「はい……」
「……司、何かあったか?」
「別に……。続き、話せば?」
そんなやり取りの末、ツカサは病室を出ていった。
秋斗さんは新たに買ってきたミネラルウォーターを冷蔵庫に入れると、スツールに腰掛け、「何かあった?」と訊く。
「えぇと……記憶を取り戻したときに、自分がつらくなるって考えはないのか、と言われました」
正直、そんなことは全く考えていなかった。


