碧も、
「翠葉も懐いてるみたいだし……」
栞ちゃんは静観を決め込み、ただひとり、唯くんに視線が集る。
彼は椅子を引いて姿勢を正す。
断られるか……?
「お気持ちはものすごく嬉しいのですが、でも――ここにはリィがいません。リィの意見を聞いてからじゃないとお答えできません」
キッパリと言い切った。
ってことはだ……。
「「翠葉がOKすればいいわけだ?」」
隣に座る蒼樹と声がかぶり、思わず顔を見合わせる。
そんな俺たちに苦笑しながら、「そうですね」と彼は答えた。
「でも、翠葉は嫌だなんて言わないんじゃないかしら? 栞ちゃん、どう思う?」
碧が訊くと、静かに場を見守っていた栞ちゃんが口を開いた。
「私が見ていた限りでも、若槻くんとはいい関係を築いていると思います」
簡潔にそれだけを述べた。
「翠葉も懐いてるみたいだし……」
栞ちゃんは静観を決め込み、ただひとり、唯くんに視線が集る。
彼は椅子を引いて姿勢を正す。
断られるか……?
「お気持ちはものすごく嬉しいのですが、でも――ここにはリィがいません。リィの意見を聞いてからじゃないとお答えできません」
キッパリと言い切った。
ってことはだ……。
「「翠葉がOKすればいいわけだ?」」
隣に座る蒼樹と声がかぶり、思わず顔を見合わせる。
そんな俺たちに苦笑しながら、「そうですね」と彼は答えた。
「でも、翠葉は嫌だなんて言わないんじゃないかしら? 栞ちゃん、どう思う?」
碧が訊くと、静かに場を見守っていた栞ちゃんが口を開いた。
「私が見ていた限りでも、若槻くんとはいい関係を築いていると思います」
簡潔にそれだけを述べた。


