「え? え? えええええ!? 何? そういうことなの!?」
「そういうことなんだ。だから、学校で桃華に悪いムシが付かないように見張っててね」
蒼兄は嬉しそうに笑って口にした。
「……っつか、簾条なら心配しなくても自分で害虫駆除くらいしますよ」
「ふふふ、その通り。蒼樹さん、心配ご無用です」
桃華さんはきれいに微笑んだ。
年の差は私以上にあるのに、桃華さんと蒼兄が並んでも違和感がない。
お似合いだな、と改めて思った。
話が一段落すると、
「アルバムを見ましょう?」
桃華さんが持ってきたアルバムを開いた。
「悪巧みはここから始まってたんだ」
と、佐野くんがおかしそうに話す。
写真には、私とツカサが写っていた。ふたり並んで歩いているところを後ろから撮られているらしい。
「そういうことなんだ。だから、学校で桃華に悪いムシが付かないように見張っててね」
蒼兄は嬉しそうに笑って口にした。
「……っつか、簾条なら心配しなくても自分で害虫駆除くらいしますよ」
「ふふふ、その通り。蒼樹さん、心配ご無用です」
桃華さんはきれいに微笑んだ。
年の差は私以上にあるのに、桃華さんと蒼兄が並んでも違和感がない。
お似合いだな、と改めて思った。
話が一段落すると、
「アルバムを見ましょう?」
桃華さんが持ってきたアルバムを開いた。
「悪巧みはここから始まってたんだ」
と、佐野くんがおかしそうに話す。
写真には、私とツカサが写っていた。ふたり並んで歩いているところを後ろから撮られているらしい。


