光のもとでⅠ

「翠葉ちゃん、起きられるようなら院内散歩する?」
「え?」
「俺、これからお昼なんだ。翠葉ちゃんが良ければ俺のオフィスにご招待」
「じゃ……お邪魔します」
「よし、行こう!」
 ナースセンターの前を通るときに、
「院内散歩と称して、俺のオフィスに行ってきます」
「じゃ、彼女の昼食もそっちに届くように連絡入れておきます」
 藤原さんはすぐに内線をかけ始めた。