メッセージカードに短い手紙。
手が震える……。
その手を藤原さんが両手で包んでくれた。
「優しいお兄さんね」
コクリと頷くと目から涙が零れた。
「御園生さんが会いたいと思えばいつでも会えるのよ?」
昨日も言われたことを再度言われる。
「まだ、自信なくて……」
「自信?」
私は頷くことで返事をした。
「私、絶対に言いたくない言葉があって……でも、身体がつらくなって余裕がなくなると口から出ちゃいそうで――それだけは絶対に嫌で……」
「……そのことをご両親もお兄さんたちもわかってるのね。だから、あながた起きてる時間ではなく眠った頃を見計らってくるのね」
「え……?」
手が震える……。
その手を藤原さんが両手で包んでくれた。
「優しいお兄さんね」
コクリと頷くと目から涙が零れた。
「御園生さんが会いたいと思えばいつでも会えるのよ?」
昨日も言われたことを再度言われる。
「まだ、自信なくて……」
「自信?」
私は頷くことで返事をした。
「私、絶対に言いたくない言葉があって……でも、身体がつらくなって余裕がなくなると口から出ちゃいそうで――それだけは絶対に嫌で……」
「……そのことをご両親もお兄さんたちもわかってるのね。だから、あながた起きてる時間ではなく眠った頃を見計らってくるのね」
「え……?」


