光のもとでⅠ

「朧月……。明日は雨かな」
「降水確率七十パーセント」
 えっ!?
「藤原さんの許可はもらってきた。行きたいなら屋上に連れていくけど?」
「司先輩、なんでっ!?」
 この言葉しか思いつかなかった。
「毎日来るって言ったはずだけど」
「でも、インターハイ前なのに……」
「インターハイ前ならそのことしか考えちゃいけないわけ?」
 いえ、そうとは言いませんが……。
「行きたいなら俺の気が変わらないうちに車椅子に乗るべき」
 言われて、急いでベッド脇まで戻った。