パンッ!
軽快に音が鳴った。
色とりどりの紙テープがそこらに散らばり、きちんと火薬の匂いもした。
間違いなくクラッカー……。
「ほらっ、絶対に何もないなんてことないんだからっ!」
と、唯が箱を指差した。
なんていうか、ガキの遊びの範疇……。
肝心の中身は、
「ウォーカーズのクッキー……?」
唯が首を捻る。
「ほかには?」
「あぁ、紙切れが入ってる」
と、一枚の封筒を取り出した。
「唯……それ紙切れじゃなくて手紙っていうんだけどさ……」
「いや、俺には嫌な予感しかしない……。絶対に変な指令とか極悪な指令が書いてあるに違いない」
唯が封筒にすら手を伸ばさないから、代わりに俺が封を開けると、その手紙は俺宛てのものだった。
軽快に音が鳴った。
色とりどりの紙テープがそこらに散らばり、きちんと火薬の匂いもした。
間違いなくクラッカー……。
「ほらっ、絶対に何もないなんてことないんだからっ!」
と、唯が箱を指差した。
なんていうか、ガキの遊びの範疇……。
肝心の中身は、
「ウォーカーズのクッキー……?」
唯が首を捻る。
「ほかには?」
「あぁ、紙切れが入ってる」
と、一枚の封筒を取り出した。
「唯……それ紙切れじゃなくて手紙っていうんだけどさ……」
「いや、俺には嫌な予感しかしない……。絶対に変な指令とか極悪な指令が書いてあるに違いない」
唯が封筒にすら手を伸ばさないから、代わりに俺が封を開けると、その手紙は俺宛てのものだった。


