「……翠?」
痛みか……?
いや、さっきの反応の仕方とは違う。
翠は身体を震わせ、呼吸が一気に荒くなった。
「翠っ!?」
「ごめ、なさい……」
「痛み?」
「違っ――」
やっぱり……。
切れ切れに言われ、とりあえずは呼吸のコントロールを図ることにした。
「……翠、呼吸を落ち着けよう」
うつ伏せの状態から蹲るように横向きに丸くなった翠は、自分の左手で右肩を押さえていた。
白い手がうっ血するほどに。
痛みか……?
いや、さっきの反応の仕方とは違う。
翠は身体を震わせ、呼吸が一気に荒くなった。
「翠っ!?」
「ごめ、なさい……」
「痛み?」
「違っ――」
やっぱり……。
切れ切れに言われ、とりあえずは呼吸のコントロールを図ることにした。
「……翠、呼吸を落ち着けよう」
うつ伏せの状態から蹲るように横向きに丸くなった翠は、自分の左手で右肩を押さえていた。
白い手がうっ血するほどに。


