「終わった?」
桃華さんに訊かれて、コクリと頷く。
「……何かあった?」
先輩に訊かれて、
「なんでもないです。これから帰るだけ」
幸倉の家に――。
まだ海斗くんたちにも話してはいなかった。
今日は教室に寄らずに保健室へ来たから。
「これから生徒会主催の七夕イベントがあるのだけど、大丈夫?」
桃華さんに顔を覗き込まれ、緩く首を振った。
「私、このあとマンションに戻ったら幸倉のおうちに帰るの」
「え?」
「は?」
「翠葉っ!?」
三人同じように驚いたけれど、湊先生の「翠葉っ!?」の先には、「あんた何言ってんのよ」と言葉が続きそうだった。
桃華さんに訊かれて、コクリと頷く。
「……何かあった?」
先輩に訊かれて、
「なんでもないです。これから帰るだけ」
幸倉の家に――。
まだ海斗くんたちにも話してはいなかった。
今日は教室に寄らずに保健室へ来たから。
「これから生徒会主催の七夕イベントがあるのだけど、大丈夫?」
桃華さんに顔を覗き込まれ、緩く首を振った。
「私、このあとマンションに戻ったら幸倉のおうちに帰るの」
「え?」
「は?」
「翠葉っ!?」
三人同じように驚いたけれど、湊先生の「翠葉っ!?」の先には、「あんた何言ってんのよ」と言葉が続きそうだった。


