制服は着替えたけれど、身体がだるい。
だるいというよりは眠い……。
手洗いうがいをすませてキッチンへ行くと、
「リィは座ってな」
と、キッチンを追い出された。
でも、今キッチンに入ったところで足手まといにしかならない気もして、その言葉に甘えることにする。
私の定位置。
ラグに座ってテーブルに身体を倒す。と、頬にテーブルのひんやり感が伝わる。
玄関から音が聞こえると、海斗くんと司先輩が入ってきた。
司先輩はキッチンに直行で、海斗くんは真っ直ぐリビングへやってくる。
「やっぱ具合悪いの?」
「うーんと……眠いの」
「そうか、そうだよな! うん、育ち盛りは眠いんだよなっ」
と、自信満々で同意される。
育ち盛りで眠いというわけではないのだけど……。とにかく眠いのだ。
だるいというよりは眠い……。
手洗いうがいをすませてキッチンへ行くと、
「リィは座ってな」
と、キッチンを追い出された。
でも、今キッチンに入ったところで足手まといにしかならない気もして、その言葉に甘えることにする。
私の定位置。
ラグに座ってテーブルに身体を倒す。と、頬にテーブルのひんやり感が伝わる。
玄関から音が聞こえると、海斗くんと司先輩が入ってきた。
司先輩はキッチンに直行で、海斗くんは真っ直ぐリビングへやってくる。
「やっぱ具合悪いの?」
「うーんと……眠いの」
「そうか、そうだよな! うん、育ち盛りは眠いんだよなっ」
と、自信満々で同意される。
育ち盛りで眠いというわけではないのだけど……。とにかく眠いのだ。