試合が終わるともっちゃんはゆうくんと私は亮輔と帰ることにした。 外は薄暗くちょっと寒かった。 「寒いねぇ~」 「そうか?」 試合は亮輔がきれいに3ポイントを決めてゆうくんのチームに勝った。 ぼーっと歩いていると突然亮輔が手を握ってきた。 「……?!」 「寒いんだろ?」