忙しい毎日に、いちいち思い出さない時だってもちろんあるけれど。



時々思い出したい。

私の指を握ってくれた、あの小さな手。

がに股の小さな足と柔らかい足の裏。

私の顔を映す小さな瞳。

一生懸命生きようと、吸う、小さな口。

そして、精いっぱい泣く、可愛い泣き声。



あなたたちは、望まれてこの世に生まれた。

私の所に生まれてきてくれて、ありがとう。