春風が心地よい朝…
朝は苦手な私。
でも優しく包んでくれる、
そんな風が好き。
「朱里ー!いつまで準備してるのー?」
「もう行くってばー!」
一階から聞こえるお母さんの声から忙しさが伝わってくる。
時計を見て慌ててまだ着慣れていない新しい制服を着てダッシュで階段を駆け抜けた。
いつもと変わらない忙しい朝。
「いってきまーす!」
お気に入りのリュックを持ってピカピカのローファーを履いて駅に向けて自転車のペダルを漕いだ。
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