大好きな君へ。



そう、この佐藤健斗様は、こないだの休み明けテストで学年1位を取られた方です。


―――――「ねぇねぇ今回のテストの学年1位、転校生の佐藤くんだって!」

「えっあの超イケメンの?!」

「えぇー顔も良くて勉強もできるの?絶対運動もできるよね。」―――――


たちまち健斗の周りには人垣が・・・


「ねぇ健斗って運動できる?」

「何その質問。俺をなめんなよ」

「やっぱか。漫画のようですね・・・いるんだこんな人・・・」

「俺の周りには結構いたけど。でも、前の学校でも学年1だったけど。」

「やばっ私こんな人と仲良くしてていいの?!」

「いいに決まってんだろ。だっておまえは俺の・・・」

「俺の?」

「俺の・・・っ―――――