大好きな君へ。



「そ・・・っか」


健人は照れながら言った。


「ふっふーん。ははっ。何照れてんの?!可愛いぃー!け・ん・と・くんっ」

「そんなこと言うなってっ」

「分かったわかった」

「あの、それでなんですけど・・・―――――







―――――ここはどこですかーー?」

「あっそういえば・・・?!」


私たちがいたのは、初めて見るところ

でも


「海キレーっ」

「ホントだっ何ここ!!超いいじゃんっ」


そう、見晴らしがよくて海が一望できる

この海は、藤岩海岸(フジイワカイガン)


・・・だと思う。