「はぁ。」


私はため息をついた。だって。


「もー足痛いよぉー。」


っそぅ、15歳になった私はあのあと

案の定遅刻しまして…

廊下に立たされていました…

やーもう恥ずかしかったぁーよー…


「ふふ。お疲れ様。大丈夫?今日はなんで遅刻したの?」


可愛く首をかしげながら聞いてくるのは、

私の親友、福島優菜だ。

私の自慢の親友なの。だって…

頭がいいし、性格もよくって、運動神経も抜群。

おまけに、ルックスも良くって…

神様はいじわる。そのうちの1つでも、いや

0.5でも、私にくれたらよかったのに。