青空と笑顔

お父さんは仕事が怖くなって

やめたそうだ。そして

収入のない中、私を育てられないと

判断したのだろう。

あっさり自分はお兄ちゃんと

同じところへ逝ってしまった。

こうしてお母さんに引き取られた私は

お母さんの家で幸せに暮らした。

というのは嘘でお母さんは

私を放棄した。

ごはんもつくらず

お風呂にも入れず

洋服も着せず

気に入らないことがあれば

蹴ったり殴ったり。

絶えずことなく罵ったり

そして隣の家の人が

私があまりにも外に

でてこないことに

異変を感じたのだろう。

警察に通報し、私は保護された

そしてとうとう家族が

いなくなった。