合わせ鏡によって、操舵室の前に映し出された魔法の鏡。
その映像が家に戻る手掛かりになると思われた。
満月の光に導かれ、今大型客船は静かに港を目指し始めていた。
その先に、ボートを漕ぎ始めた港があると信じて……
更にその先に、我が家があると信じて……
その映像が家に戻る手掛かりになると思われた。
満月の光に導かれ、今大型客船は静かに港を目指し始めていた。
その先に、ボートを漕ぎ始めた港があると信じて……
更にその先に、我が家があると信じて……


