ヴァンタン

パパは操舵室へ急いでいた。
足かせが邪魔をして時々転びながらも、一生懸命パパの出来る事をやろうと。


私とチビはその盾になる事を誓った。
パパを母の元へ帰す為に、家族で帰る為に。