侑梨side


ピリリリリ…ピリリリリ…

「はい」

「マキだ。今白夜が来た。なんかザコばっかだけど一応、念のため今から来て。」

「へぇ…。ザコってどんくらいのレベル?」

「下っ端と幹部二人に幹部補佐三人。舐められたね…」

「わかった。少し遅れるかもしんないけど、行くまでよろしく~」

兄貴に知らせるか…。


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――――――――


なんか異様な雰囲気。
互いの殺気が混ざってる…(笑)


ガチャ…



「ああー!!侑梨!あんた遅いわ!!なんであんたがいなくてうちらが召集されてるわけよ!説明してよ!?」

始まったよ…千夏のマシンガン。

「だって説明も何も連絡受けたの家だから。しかも行くまでマキに任せてるから文句あるならマキに言えよ…。つか、俺らよりホーネッツのほうがヤバいらしいよ?」

「「「「「「なんで?」」」」」」

はぁ……。

「てか、梨紗?白夜の幹部を教えてやって」

「総長1人、幹部6人、幹部補佐5人、その他約100人。それでこっちに来たのが幹部二人に幹部補佐三人、それに下っ端が50人くらい。そろそろわかった?」

うん、さすが梨紗…。
わかりやすい説明だ!(笑)
それでわからなかったら終わりだよ、うん。