着いたのはいつもの公園で、 わたしをベンチに座らせると、山岸くんもわたしの目線に合わせるようにかがんだ。 その目はいつより真剣で… 「ど…どうしたの?」 「オレさ、ずっと考えてたんだよね」 「な、にを?」