教室にも同じクラスの女子がすでに転校生を囲んでいた。 女子。 おそるべし… 男子も近づけないでいるよ… 「ねぇねぇ! 川岸くんて、名前翔紀って言うんだぁ」 「うん…」 「下の名前で呼んでも良い?」 「どーぞ」 たくさんの女子に囲まれているのにも関わらず、 つまらなさそうな顔をして前の黒板をボーっと見つめている。