「そ…っか…」 まぁ…わたしがどうにかできることじゃないけどね… 「そんなことよりさ」 前を行くしょーくんが急に足を止めて振りかえった。 「どうしたの?」 「オレ今日、るみにキスしてないなぁって…」 なんて口の端を吊り上げて 意地悪く笑う。