「違うよね? ホントは お姉さんなんでしょ?」 しょーくんからわたしに視線を移した女のこが聞いてきた。 目にはうっすら涙を浮かべて… 「わたしは…しょーくんの彼女です…」 そう言った瞬間 女の子の視線が一層きつくなった。 「二人して、冗談言ってあたしを だましてるの?」