……てか、何で一緒に歩いてるんだろ?

ふと思う疑問。
それを解決していく為に、一つ一つ思い出す。



そっか。
電車でいきなり会って、それで−−…。



「仲木?着いたぞ」



思索していた私を先生は不思議そうに見て、笑っている。



「分かりました」



−−この先は、学校。


私はいつものように愛想笑いをして、入っていく。



そして、私たちは学校に入って行ったのである…。