“君、佐々木さん?”

そう、初めて呼んでくれた相手。

“俺、香川京介(かがわきょうすけ)よろしくな”

そんな笑顔を、私に向けてくれた相手。

『好きです。』

綺麗な便せんに、一文字ずつ丁寧に書いた