―ピピピっピピピ 「う…ん。」 私はまだ眠たい目をこじ開け、喧しく鳴り響く忌々しい目覚まし時計に手を伸ばす。 ―ガチャ 目覚まし時計が鳴り止んだのを察知したのかお母さんがドアを開けた。 「芽流。朝よ、起きなさい。」 「っるさい…出てって。」 「あー、はいはい。じゃあ遅刻しないでね。」 時計を見ながらお母さんはやれやれと呆れたようにいい放った。