「あなたは……長年にわたって美鈴さんに対し、ストーカーのような行為を続けていたんです。美鈴さんのマネージャーだった方の証言もあります。この手紙からだけでも充分にわかりますが」
河内の顔全体が歪み出した。
「ここで、あなたの犯した一つの殺人についてです。被害者はわかりますね。
もちろん、古亭路美鈴さんです」
言いながら、沢下が一歩前に出る。
「事件のあったあの日について、美鈴さんの当時のマネージャーさんから話を聞くことができました。
あの日、収録される番組は<ドッキリ>だったそうですね。
その内容は、架空の番組のリハーサル終了後、美鈴さんが自分の楽屋に戻ると、そこは殺人事件の現場になっている、というちょっと悪趣味なものでした」
河内の顔全体が歪み出した。
「ここで、あなたの犯した一つの殺人についてです。被害者はわかりますね。
もちろん、古亭路美鈴さんです」
言いながら、沢下が一歩前に出る。
「事件のあったあの日について、美鈴さんの当時のマネージャーさんから話を聞くことができました。
あの日、収録される番組は<ドッキリ>だったそうですね。
その内容は、架空の番組のリハーサル終了後、美鈴さんが自分の楽屋に戻ると、そこは殺人事件の現場になっている、というちょっと悪趣味なものでした」

