貴之と尚樹はお礼を言って頭を下げた。 「……それで、今、美葉ちゃんは?」 シゲの質問に、貴之が静かに答える。 「休んでます。部屋で……」 「そうか……。かわいそうにな」 貴之には、シゲの存在がとても頼もしかった。