メリッサは、自分専用の椅子に座り指を差した。 「犯人は貴方です。」 メリッサの凛と透き通った声が駆け抜けた。 ◇◆◇ 「やだ…やだもん。」
メリッサは布団にくるまり駄々をこねる。 「やだじゃありません。本当貴方は…もう朝食のハンバーグは、あげませんよ。」

クラウスがそう言った瞬間メリッサが、動いた。