「姫ーっ、英語のノート見せて!今日当たる日なんだよー」 そう言ったのは私と一番仲が良い長岡 まどかだった。 「えーっまたぁ?予習してなかったの??」 私はそう言いながらも「しょうがないなぁー」と、まどかに言われたノートを渡す。 「ありがとう!!恩にきるよ~」 まどかは手を合わせると、急いで席に着いて黙々と写しだした。