森の守り姫


私の足音に気付いたのか、その男はゆっくり目を覚ました。


目が合ってしまった。


「こっ…ここ、すごくきれいだよね。私、ここが大好きなんだ」


何を話せば良いのかわからず、とっさに出てきた言葉はそんなものだった。