また一歩、一歩としている内に、伽新羅は夢乃の前に立っていた。 無言で夢乃の前に座る。 色の落ちた長くて綺麗な髪。 化粧をしていなくてもカールを帯びた長いまつげ。 思い詰めたかのような辛そうな面影を残して伽新羅は夢乃を見つめ続けた。