ストロベリーらぶ



「姫の人嫌いの理由、聞いてもいい?」


伽新羅がそういうと、夢乃は静かに首を横に振った。


「…でも、辛そうだよ?」


伽新羅がそう言うと、夢乃の瞳には、さっきよりも大きな涙が溜まった。