そして、カバンから財布を取りだし、自分のコーヒー代をテーブルに置いた。 無言で席を立つ夢乃。 伽新羅は遊磨にここで待つように言うと、夢乃を追い掛けた。 「姫、待ってよ」 伽新羅は店を出たところで夢乃の腕を掴んだ。