そして、すぐに顔を上げた。


キラキラした瞳の奥に映っているのはクラスメートの顔。


安曇のけだるそうな顔。


靄真のほほえんだ顔。


遊磨の笑顔。


そして、いつも隣にいる伽新羅の顔だった。