しばらく経って、どこからか声が上がった。 「あたし、夢乃さんの抱えてるものがそんなに大きいものだとは思ってなくて…色んな噂とか聞いたり言ったり平気でしてた。でも、ちょっと前に伽新羅たちに言われて、やっとわかった。なんにも知らないくせに、勝手にひどいこと言ってごめんなさい」 「俺も、夢乃は何言われても飄々としてたから、平気でやってたのかと思って、好き勝手なことばっか言ってごめん。もうぜってぇ言わねぇから」 そう言ったのは、いつかの調理実習の時夢乃の過去の噂を言っていた2人だった。