「うそ……だってみんなあんなに怒ってたのに…。看板も直ってるし…」 「みんな姫は悪くないってわかってるんだよ。でも姫を前にすると、どうしても怒ったりして素直になれなくなっちゃう。…みんなはもう、とっくの昔に姫を理解しようと頑張ってくれてたよ?」 夢乃は泣きそうになるのをこらえて教室に入った。 その時、1人のクラスメートが2人に気付き「あっ」と声をもらした。