しかし、次の瞬間足を止めてしまった。 なぜなら、遊磨のよく通る声が聞こえたからだ。 「じゃあ、アタシも傘ささない!夢乃ちゃんが入らないならささないから!!」 傘を半分くらいたたんでそう言う遊磨に夢乃は驚いた。