男はみんなそうだ。 女がいれば、誰だっていいんだ。 自分の性欲が満たされれば、それだけで…、それ以外は必要がないんだ。 みんな、そうなんだ。 その時、何かがちらっと夢乃の脳裏をかすめた。 それは、伽新羅の笑顔だった。