信じたところで、また裏切られるのではないだろうか。 裏切られるのはもう嫌だ。 逃げないと決めたのに、今は現実から目を背けていた。 「なあ夢乃姫」 男子生徒がそう言いながら夢乃に近づいた。 夢乃は一歩あとずさる。