ストロベリーらぶ



「そうだよ。私は父親に体を売ったんだ。…満足した?これで私がどういう奴か理解出来たでしょ?」


夢乃はあざけるようにそう言った。


「どこから知った情報かわからないけど、みんなよくそこまで知ってるよね。むしろ感心する」


みんなしばらく夢乃を見つめた。


そして、夢乃は無言で彼らの横を通り過ぎてどこかに行ってしまった。