「あ、それに似た話ならなんか聞いたことあるよ」 「へー、どんな?」 「父親と性的行為をしたせいで、母親が家を出ちゃった話」 そんな話を背中ごしに聞いて、黙っていられるほど彼らは優しくなかったし、弱くなかった。 3人同時に立ち上がり、後ろのテーブルの班のクラスメイトに近寄った。 「そんな話どっから聞いた」 「は?」