さっきまで泊まらせてと駄々をこねていたのに、今はすんなり帰りの準備を始めていた。と言っても、上着を着ただけだが。 「ちょっと…前よりも意識してる気がする。歯止めがきかなくなったらやばいし、一緒にいたいけどまた明日学校で会えるし」 「う、うん…?」 夢乃は正直言って伽新羅の言ったことを理解していないが、伽新羅が帰るということだけはわかったので、玄関まで送ることにした。