「……無理じゃなくて、実行してよ!」


いつも、主導権はやっぱり悠がもつことになる。


そして、最終的に悠は極めつけの言葉をあたしの耳元で囁いた。


「昨日…“続きはまた明日”って言ったよな?」


「……あ、ぅ…」


そういえばそんなことを言ってたような……。


「しかも、アイツにキスされてたよな?」


だんだんと、悠の顔が笑ってるけど笑ってないように見えてくる。