「━━━…ね、ねえっ…どこ、向かってるの…!?」


走りながら話しているから、途切れ途切れになってしまう。


ってか、悠走るの速すぎっ…。


「あ?俺んち」


「え!?悠んちに!?」


すでに息切れしているあたしとは逆に、悠は余裕そう。


それに、なんで悠の家に?


そうこう考えながらいたら、もう悠の家に着いてしまった。