あたしたちは、近くにあったカフェに入ることになった。


「━━━…いらっしゃいませー。二名様でよろしいですか?」


お店のなかに入ると、店員さんがあたしたちのもとへ来る。


「はい」


「それでは、こちらへどうぞ」


朋樹先輩が返事をすると、店員さんがあたしたちを席へと案内してくれた。


「ご注文がお決まりになりましたらお呼びください」