「━━━…あ、おはよー胡桃。と、矢吹」


「おはよ、ユカコ…」


教室に入ってきたあたしと悠を見てユカコは呆れ顔をした。


「みんなに付き合ってるの言った途端、ラブラブだね」


「ラブラブって……」


「矢吹は胡桃を取られたくないってわけね」


「まーな」