「こんにちわ、胡桃ちゃん」 あたしを呼んだのは、昨日再開した朋樹先輩だった。 本当にここの学校の生徒だったんだ…。 昨日と同様、この学校の制服を身に付けている朋樹先輩を見て 改めて実感した。 そして、あたしは朋樹先輩にペコリとお辞儀をした。 「そんなかしこまらなくていいよ、胡桃ちゃん」